本学では、近々発生が予想される巨大地震に備え、身を守る行動と避難行動を一連の流れで行えるよう、香川県シェイクアウトと避難訓練を同時に実施しています。

10月8日(火)、この日の訓練では、午前11時57分に南海トラフを震源とする巨大地震が発生、その直後に5階生活文化実習室から出火したという想定で行われました。
まずは、シェイクアウト訓練の放送により「効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議」が提唱する『安全行動1-2-3』に従い、机の下に隠れたり,身をかがめるなどの態勢で約1分間、命を守る行動を行いました。
続いて、校内に非常ベルが鳴り、職員による通報訓練の後、学生や教職員は各階からエレベーターを使わずに所定の経路で避難を開始。この日は雨天だったため、講堂ホールへ避難しました。その後、教職員の各担当者は校内残留者の確認、人員確認及び報告を行いました。

避難後には、宇多津町危機管理課の車谷様と坂出市消防本部の方から講評をいただきました。車谷様からは、毛布や着用している服、竹竿などを使った簡易担架の作り方についても実演を交えて分かりやすく解説していただきました。

最後に、本学が四国で初めて導入した学生証アプリを使った安否確認訓練を行いました。この学生証アプリには学生証としての機能だけでなく、プッシュ通知でのコミュニケーション機能に加え、安否確認機能があります。学生は、本学から一括で送信されたテスト用の安否確認に対してスマートフォンで回答を行いました。

加野学長による講評

簡易担架の作り方を実演

安否確認の画面