「弁当の日コンテスト」最優秀賞に石原千春さん(食物栄養専攻2年)

生活文化学科食物栄養専攻では2月21日(水)、「食育研修会」と「第7回弁当の日コンテスト表彰式」を開催しました。

「食育研修会」では、本学の図書館司書で絵本専門士の藤原まゆみ氏による「食に関する絵本、ブックトーク」の講演が行われました。

絵本は絵と文で表現された総合芸術でありコミュニケーションツール。

講演は、絵本の読み聞かせによる導入から始まり、多くの食に関する絵本の紹介がありました。内容はもちろん、その絵本の製作背景や同じ本でも時代にそって表現が変わったりすることなど、大変興味深い話でした。学生たちも熱心に聞いていて、“懐かしかった”“紹介してもらった絵本を読んでみたい”などといった声が聞こえました。

「弁当の日」は、平成22年度後期からクラスアワーや昼休みなどを利用し、毎年テーマを決め前期4回、後期4回の計8回行っています。本年度は「野菜弁当」をテーマに実施しました。

選考では、食物栄養専攻の教員が今年度のテーマを満たしているか、工夫がされているか、また参加状況などを総合的に審査し、最優秀賞1名、優秀賞4名を選びました。

最優秀賞に選ばれた2年生の石原千春さんは、「このような素晴らしい賞をいただき、とても感激しています。2年間弁当の日を経験して、味や見た目だけでなく、減塩や野菜を多く使った栄養バランスのよい食事について自分で考え、学ぶことができ、よい機会となりました。また、弁当の日以外の普段のお弁当でも、減塩や野菜をたくさん使ったお弁当になるように意識して作る習慣がつきました。春からは栄養士として働くので、今まで以上に食事のことについてもっとスキルを上げていきたいと思います。」と感謝と決意を述べました。

藤原まゆみ氏の「食に関する絵本、ブックトーク」についての講演のようす

藤原まゆみ氏の「食に関する絵本、ブックトーク」についての講演のようす

学生が作ってきたお弁当

学生が作ってきたお弁当

表彰状を手に記念撮影

表彰状を手に記念撮影