江南大学での研修報告が届きました
【9月20日】今回の中国研修での一番の目的である、江南大学での研修が始まりました。まず初めに設計学院で設計館、人文学院で恵山泥人展を見学しました。見学後、国際教育学院の建物に移動し、そこで周副院長先生から歓迎の言葉をいただき、江南大学や中国の概況について学びました。昼食は江南大学の学生や先生方が使用する少し高級な食堂で食べました。こちらの料理長は日本でのコック経験があり、日本の松花堂弁当のような料理で大変おいしくいただきました。
午後からは江南大学がある無錫市の観光で恵山古墳と、かつて中国で「三国志」のドラマ撮影のためにつくられた映画村に行きました。あいにくの雨でゆっくりと写真を撮ったりすることができなかったのが残念でした。
【9月21日】研修3日目です。昨日に続いて江南大学での研修でした。中国の大学では始業時間が早く、8時から始まります。我々もその時間に間に合うように早起きをしてホテルを出発しました。はじめに日本語を勉強している2年生のクラスに飛び入り参加し、中国人学生と交流をしました。講義をしていたのは日本人の田村先生で、すべて日本語のみの授業だったため我々にとってはとてもありがたい反面、中国人学生の日本語の堪能さにびっくりしました。中国人学生2~3名のところへ本学の学生が1名ずつ入り、日本から持ってきたプレゼントなどを渡しながら、会話をして大変盛り上がりました。その後、中国でNo.1の食品学院へ移動し国家重点実験室を見学した後、食品学院の学生たちと意見交流を行いました。それぞれの学生たちが、今自分が勉強をしていることを上手に紹介することができました。
昼食は大学内にあるホテルで高委員長先生が歓迎食事会を開いてくれました。中国料理で高級食材であるすっぽんのスープや伝統菓子の月餅など、とてもおいしくいただきました。午後は、中国語の授業と中国文化として登録されている切り紙の実習の授業を受けました。中国語の授業では発音が難しく、苦戦しつつお互いロールプレイを行いながら楽しく学ぶことができました。切り紙の授業では、実際に紙とハサミを使って自分の作品を作りました。
そして最後に国際教育学院 曹学院長からひとりずつ修了証書を授与していただき、最後に2日間お世話になった国際教育学院の先生方と記念撮影を行いました。
いろいろな体験を行い、とても充実していて楽しかったと学生たちは目を輝かしていました。
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