11月16日(日)、本学食物棟で地域の小学生と保護者を対象に「生活文化にふれよう―マイお弁当グッズの制作とお弁当づくり」を開催しました。

催しは、(公財)明治百年記念香川県青少年基金助成事業(平成26年度学生による企画提案活動支援事業)で今年で4回目の開催です。生活文化学科生活文化専攻と食物栄養専攻のコラボレーションによる取り組みで、5月から計画・企画し、準備から当日の先生役まで学生が中心となって実施しました。今回は「お弁当」をテーマに、デコパージュによる「マイお弁当グッズ」の制作と、児童と学生が協働し児童各自が調理作業の全工程を体験する「お弁当づくり」の調理実習を行いました。参加者は、小学生が33名、学生スタッフ27名、教職員5名の総勢65名でした。

当日は、「食育教室」から始まりました。今回の企画者代表である青山京香さんの(生活文化専攻2年)のあいさつ後、食物栄養専攻の学生たちが、スライドを用い調理実習で使用する食材についてクイズ形式で紹介したり、パネルシアターで栄養をわかりやすく説明しました。子どもたちも大いに盛り上がり、興味を持ってくれました。

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食育教室の後は、お弁当グッズの制作です。先生役は、生活文化専攻の学生たちがデコパージュによるお弁当箱と箸箱のふたにデコレーションを行いました。専用ボンドと薄い紙を使うのですが、ボンドを薄くまんべんなく塗り、乾かないうちに紙を貼ります。とても薄い紙なのでやぶれないように丁寧に指でなで付けて貼るのがコツです。どれもかわいく仕上がりました。

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 続いては、お弁当箱の中身の調理実習です。食物栄養専攻の学生と子どもたちが行いました。最初にメニューや調理方法について動画を用いながら学生が丁寧にわかりやすく説明しました。

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実習では8班に分かれ、各調理台に先生役の学生2名がつき、子どもたち2~3人に学生1人というペアを組み、子どもたちだけで調理を行いました。メニューは「古代米入りおにぎり」「鮭のホイル焼き」「ハムカップ」「ブロッコリーの和え物」「ゆでたまご」「さつまいも蒸しパン」です。子どもたちでもできるよう調理方法を工夫しました。

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調理を終えたあとは、「マイお弁当箱」に調理した古代米おにぎりとおかずを彩りよく、きれいに詰めました。

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どの班も、おいしそうなお弁当が完成しました。バスケットに入っているのは、デザートの「さつまいも蒸しパン」です。

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みんなでおいしく試食しました。自分で作ったお弁当は格別においしく感じられました。自然に笑みがこぼれます。ほとんどの子どもたちが残さずに完食していました。食べた後のお弁当箱とお箸は、洗って持ち帰りました。

 

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最後に子どもたちと学生スタッフが記念撮影。子どもたちの笑顔が、とても印象的でした。

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