生活介護福祉専攻では、毎年、最初の介護実習に出るまでに車いすの介助方法を体験をとおして、学べるように学外授業を行っています。
晴れ男、晴れ女が多いのか天候にも恵まれ、夏を思わせる陽気でした。
まず、本学のロータリーで、段差の越え方、降り方、溝の越え方などを練習しました。
ティッピングレバーを踏み込む角度が難しく、はじめは、「上がらない」「押せない」と少し苦戦していましたが
全員上手に溝を超えることができいよいよ公園へと出発しました。
海に続く上り坂では、利用者役で車いすに座った学生は、
目の前に海が広がると「わあ、すごい景色!」と思わず声がでました。
いつもの風景が、目の高さが違うことで見え方が違うことに驚いて声を上げていました。
道中、道はきれいに整備されているのですが、車椅子に座るとガタガタと不快を訴えていました。
土、草の上、スロープ、階段や車いすに座ったままで自動販売機でジュースを購入するなどの体験も行い、普段何気なくできたことが大変であること、介助の仕方も体験を通して多くのことを学ぶことができました。
最後は海の見える場所で記念撮影!!
担当:薦田