10月中旬の土曜日、情報ビジネスコースの『観光+スタディスキル基礎ゼミ』学外授業として、丸亀市の本島へのフィールドワークを行いました。
午前7:00過ぎに丸亀港に集合でしたが、問題なく本島へ渡ることができました。フェリーから見える瀬戸大橋の景色が雄大で乗船時間もあっという間に過ぎます。
- 大型船が往来中
- 穏やかな瀬戸内海
- フェリーは進みます
令和4年度は瀬戸内国際芸術祭の秋会期の会場になっていたこともあり、作品を鑑賞する多くの観光客でにぎわっていましたが、令和5年の今年は静かな穏やかな雰囲気でゆったりとした時間が流れていました。
学生たちは、フィールドワーク前に各自で旅程を計画しているため、それぞれの計画に沿ってフィールドワークを実施しました。
大阪城の石垣に必要不可欠であった備讃諸島の石について、本島からも多くの巨大な石が運ばれています。
良質な石を有し、巨大な石を大阪まで運ぶことが出来た塩飽廻船があったことにより、本島は塩飽諸島を代表する島となりました。
その石切場の跡地を訪問し、当時の石の目印などを見学しました。
- 猪が出る山道を進みます
- 石切丁場跡
- 採掘班の刻印を確認
また笠島地区へ移動し、町通りが転じた『マッチョ通り』を訪問。
本島のかつての賑わいを思い起こさせるこの通りは、数億円の予算を投じて改修され、その美しい景観を保全しています。
初めて訪問した際は、小さな離島にこのような美しい通りがあることに驚きました。
- マッチョ通り
- 堂々としたファサード
- 美しい景観
集合時刻には全員が遅れることなく集まり、お昼のフェリーで丸亀港へ。
有意義な秋の学外授業となりました。