経営情報科の観光系科目『観光地域開発論』において、地域特性に特化した観光地へのフィールドワークとして、小豆島への一日研修を行いました。コロナ禍での研修は実施できるか議論もありましたが、前期から後期へ授業を移動し、全員がマスクを着用しアルコール消毒を頻繁に行うことなどを徹底し、実施しました。天気はこれまでになく快晴で、多少寒さはあったものの良い気候の中小豆島をめぐることができました。

エンジェルロードや寒霞渓、四方指展望台は、まさに小豆島を象徴する小豆島ならではの立地を生かした観光地で、自然が生んだ美しい景観を味わいました。エンジェルロードは昨年に引き続き干潮時に訪問できたため、エンジェルロードが出現しており、学生らは歩いて渡ることができました。寒霞渓のロープウェイは昨年の研修とは打って変わり、快晴のなか美しく深まる秋の山々を味わいました。本年の研修ではこれまでの研修では毎回悪天候のため見ることができなかった四方指展望台からの素晴らしい眺望を体験することができました。高松だけではなく、岡山、姫路、淡路島を一望でき、まさに絶景でした。

離島文化、日本文化、また昭和文化や映画史を体感するという意味で、二十四の瞳映画村を訪れました。ロケ地となった教室には実際に上がることが出来ますし、懐かしい島の昭和初期の風景が良く保存されています。また壺井栄文学館では貴重な資料とともに壺井氏の人がらに触れることができます。文化を残すこと、それを集客につなげること、など学ぶことは多い場所です。昨年同様マルキン醤油記念館やオリーブ公園記念館もそれぞれ訪問しました。これらに加えて昨年同様、井上誠耕園を訪れ、商品企画や空間づくり、集客のための仕掛けなどを体感しながら学びました。様々な種類の化粧品やおしゃれな食品(食べ物やパッケージなど総合的に)、見やすく開放的な空間デザインなどが大きな魅力で、既存コンテンツであるオリーブ、醤油、そうめんだけではない、小豆島の新たな魅力や商品力を体験しました。

比較的感染状況が落ち着いていたこともあり、四国、中国地方だけではなく、関西圏、関東圏からの旅行客も多く、GoToトラベルが始まったこともあり、多くの旅行客が戻ってきたとのこと。感染を抑え込みながら経済を回すことは矛盾することですが、このような状況のなか、今年の学生にも本研修を体験してもらうことができたことは科目担当者として喜ばしいことです。