10月16日(火)「子どもとお話」の授業で、図書館司書の藤原まゆみさんに、絵本の読み聞かせ実践をしていただきました。藤原さんは本学の図書館司書として勤務するだけでなく、12年前より「どんぐりお話の会」絵本の読み聞かせグループを立ち上げ、赤ちゃんから中学生に幅広く絵本のスペシャリストとして活動されています。また、絵本に関する高度な知識・技能・感性が必要な“絵本専門士”として、県内で初めて2014年5月に認定された方です。今回は、保育所実習を5ヵ月後に控えているⅢ部2年生に、藤原さんより絵本の読み聞かせに関する知識や技能を教えていただきました。

<自己紹介の導入から絵本に入る方法>

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絵本の紹介とともに「絵と文でできている絵本だからこそ、子どもたちに耳で聞き、絵を見て楽しむ喜びを伝えてほしい」と話されました

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<集団で読み聞かせる場合の4つのヒント>
・小さい子に話の内容を合わせる
・季節を先取りする
・主人公がわかりやすく起承転結になっている
・絵を見ただけで話がわかる

 

<導入に使用するぺープサートや紙皿シアターなど、実習先で実践できる教材の紹介>

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絵本「からすのパンやさん」にでてくるパンを紙粘土で全部作っていました。学生から「すごい」の声が上がっていました。

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今回の内容は、5ヵ月後に保育園で読み聞かせをする学生一人ひとりが、絵本に興味を持ち事前に準備できる題材となりました。子どもの成長に合わせた絵本を選書し、内容をどのように伝えたいか、どのように読み進めるかなど、各自が考える機会となり有意義な時間となりました。ご協力いただきました藤原さんには感謝です。ありがとうございました。

<担当;安藤>