食物栄養専攻2年生による初の試みでした
食物栄養専攻2年生が「応用調理実習」の一環として、2月2日(火)に在学生や教職員を対象にした「食物栄養専攻ランチフェア」を開催しました。
取り組みは、ぜひ食べてもらいたいお昼ご飯を心をこめて提供するという「おもてなしの心」を学ぶ活動の一環で、今年度初めて実施しました。
学生たちは5チームに分かれ、それぞれ考案したランチを販売しました。
ランチメニューは次の通りです。
①アニメに興味のある人へ
ラピュタセット(トースト・目玉焼きのせ、肉団子スープ、シーザーサラダ、ゼリー)
②野菜を簡単に食べたい人へ
野菜たっぷ~りチキン丼(野菜たっぷりチキン丼、みそスープ、フルーツ)
③トリ肉好きな人へ
トリのてりやきマヨ丼定食(トリのてりやきマヨ丼、みそ汁、ブロッコリーのごま和え、フルーツゼリー)
④毎日の弁当にお困りの人へ
3・1・2弁当(ごはん、白身魚のあんかけ、金糸巻き、きんぴらごぼう、ポテトサラダ、みそ魂)
⑤食生活が気になる人へ
まごわやさしい和んプレート(おにぎり3種、焼きさば、だし巻き玉子、切り干し大根、大根の煮物、キャベツサラダ、サツマイモプリン)
事前に学内でチケットを販売し、フェアへの参加を呼びかけました。価格は1食400~600円で、食数は10~30食とメニューによって異なりました。5種類のチケットは2日間で完売しました。
フェア当日は、学生が主体となって調理、テーブルセッティング、配膳、接客などを行いました。
厨房では、時間との戦いでした。予定食数分を調理、盛り付けを行い、温かいものはより温かいうちにいかに提供するかなど、試行錯誤しながらチーム一丸となってそれぞれのランチ作りに取り組みました。
提供時間になると、はじめは緊張している様子でしたが、次第に緊張も解けて積極的に呼び込みや案内をしていました。
ランチフェア終了後には、応用調理実習イタリア料理講師の中野誠司先生から講評をいただきました。出来上がった料理の味や量を確かめることの大切さ、味付けの工夫についてお話がありました。
また、参加者のアンケートからは、「定期的に行ってほしい」、「ヘルシーでとてもおいしい」、「食生活がよくなる」などの意見が寄せられました。
主催した学生たちからは「自分たちで企画・販売することの難しさと試行錯誤の大切さ、チームの協力がないとやり遂げることができないと知った」、「一つの卓にさまざまな人の笑い顏や話が飛びかっているのをみて、作った私たちもうれしく、ランチフェアをするという本当の意味を知れたと思う」、「ランチフェアを通して、たくさんの人にもっと食事の大切さや楽しさを知っていただけたらうれしい」などの声が寄せられました。多くの学生たちが、達成感ややりがいを感じ、卒業後の社会生活へ向けてさらに力が入ったようでした。
今年度初めて実施したランチフェアですが、今後も継続してこのような企画を開催し、多くの皆さんに満足いただけるような取り組みを実施していきたいと考えています。
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