生活文化学科食物栄養専攻では、骨の健康状態を簡単に測定できる骨密度計「骨ウエーブ」を購入しました。

測定方法は本体のカラーモニタ-に表示されたタッチパネルの指示に従って性別、年齢を入力後、右手首の表と裏に専用の音響スプレーを十分吹きつけたら、バー(位置決め棒)を握るようにして手首をバルーンの間にセットします。スタートボタンを押すと約20秒で測定結果がA~Eの5段階でプリントアウトされるとともに、用紙には結果の説明と生活習慣などに関する簡単なアドバイスも記載されています。

説明を受けています。

使い方の説明を聞いているところです

骨ウエーブ画面

このような画面が表示されます

 

 

 

 

 

 

従来のかかとで測定するタイプに比べ、手首を利用する測定のため靴や靴下を脱ぐ手間がかからないのが今回の測定器のメリットです。

骨密度測定

誰でも簡単に測定できます

 

早速、2年生の「栄養指導実習Ⅰ」の授業で使用しました。A判定に喜ぶ人、C判定の結果にカルシウムをしっかり摂ることや運動の大切さを再認識した人など学生たちの反応はさまざまでした。

そして、7月26日(日)の第4回オープンキャンパスでは、初の試みとして骨密度測定コーナーを開設。オープンキャンパスに訪れた高校生や保護者の方々にも骨密度測定体験をしていただきました。

最近では、若い女性の骨量の減少が問題とされています。原因として、ダイエットなどによるカルシウムの摂取不足や運動不足などが指摘されています。骨量減少を引き起こしやすい環境にある現代社会。日常生活を見直し、予防することが大切です。高校生たちも、今回の測定体験が自分たちの生活習慣を見直すきっかけになったのではないでしょうか。

オープンキャンパスで高校生の骨密度を測定

オープンキャンパスでは、お手伝いの2年生が機器を操作して高校生の骨密度を測定