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11月15日(日)、本学食物棟で地域の小学生と保護者を対象に「生活文化にふれよう―オリジナル朝食グッズの製作と簡単朝食クッキング-」を開催しました。

催しは、(公財)明治百年記念香川県青少年基金助成事業(平成27年度学生による企画提案活動支援事業)として開催され、今年で5回目の開催です。生活文化学科生活文化専攻と食物栄養専攻のコラボレーションによる取り組みで、5月から計画・企画し、7月に県庁でプレゼンテーション発表を行いました。採択決定を受け、準備から当日の先生役まで学生が中心となり実施しました。今回は「朝ごはん」をテーマに、型染めによるランチョンマット作り、「簡単朝食クッキング」の調理実習です。参加者は、小学生が28名、保護者25名、学生スタッフ18名、教職員4名の総勢75名でした。

当日は、「食育教室」から始まりました。今回の企画者代表である中村咲子さん(食物栄養専攻2年)のあいさつ後、食育ゼミの2年生の学生たちが、「早寝・早起き・朝ごはん」のエプロンシアターとスライドを用い「朝ごはんの大切さ」と食材についてのクイズを取り入れた盛りだくさんなお話がありました。クイズでは子どもたちも大いに盛り上がり、保護者の方も一緒に興味を持って聞いてくれました。

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食育教室の後は、生活文化専攻の学生を先生役に型染めによるランチョンマット作りに取り組みました。昆虫や動物、花の型紙から好きなものを選び、染めたいところにとめ、染料を筆で描くように塗っていきました。最後にアイロンがけをするとできあがりです。オリジナルのランチョンマットができ、子どもたちも自分の出来栄えに満足そうでした。

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続いては、簡単朝食メニューの調理実習です。最初に食物栄養専攻の中村さん、石川さん、上原さんによる作り方のデモンストレーションがありました。みんな真剣にメモをしながら聞いてくれました。

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実習では7班に分かれ、各調理台に先生役の学生が1~2名がつき、子どもたち3~5人で調理を行いました。メニューは「ごはん(おいでまい)」「焼き鮭」「卵焼き」「いりこだしのお味噌汁」「ほうれん草のおひたし」「うさぎりんご」です。休日の朝ごはんを子どもたちが作ってみることができるよう簡単な献立にしました。

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一時間たらずで料理が完成、班ごとで子どもたちと学生が一緒においしく試食しました。自分で作った料理はとてもおいしく感じられたようです。ほとんどの子どもたちが残さずに完食して、中にはおかわりをする子もいました。保護者の方にも同じメニューを試食していただきました。

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「卵焼きが思ったより上手に作れておいしかった。」「家でも料理を作ってみたいと思った。」など子どもたちからは今回の体験が自信につながっている声が多く聞かれました。

最後に子どもたちと学生スタッフが記念撮影。子どもたちの笑顔が、とても印象的でした。

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これからも、このような両専攻の取り組みが永く続けていくことができたらと願っています。

エントリー内容の種類:生活文化専攻, 食物栄養専攻
エントリー更新者:食物栄養専攻